コンテンツにスキップ

初めてのミラーレス一眼

Author: Takashi

ソニーのフルサイズミラーレス「α7シリーズ」の第5世代モデルで、写真・動画どちらもこなせる万能機。

フルサイズミラーレスカメラとは

Section titled “フルサイズミラーレスカメラとは”
  • ミラーレス とは、一眼レフのような光学ミラーを持たないカメラのこと
    • 従来の一眼レフはミラーで光をファインダーに反射させていた
    • ミラーレスはその仕組みを省いたことで 小型・軽量 になり、AF速度も向上した
  • ファインダー とは、撮影前に構図や露出を確認するための覗き窓のこと
    • 一眼レフは OVF(光学ビューファインダー) → ミラーで反射した光をそのまま覗く。遅延なし・自然な見え方だが、露出の変化は見えない
    • ミラーレスは EVF(電子ビューファインダー) → センサーが捉えた映像をリアルタイム表示。実際に撮れる明るさ・色味をそのまま確認できる
    • スマホには基本的にファインダーがなく、液晶画面で代用している

ミラーレスカメラはセンサーサイズによっていくつかの種類に分かれる。大きいほど画質・ボケ・暗所性能が有利だが、カメラ本体もレンズも大きく重くなる。

センサーサイズ実寸(目安)特徴主なメーカー
中判(ラージフォーマット)44×33mm以上フルサイズより大きく最高画質。プロ・スタジオ向けFujifilm、Hasselblad
フルサイズ(35mm)36×24mm高画質・高感度・豊かなボケ。Sony、Nikon、Canon
APS-C23.5×15.6mmフルサイズより小型・安価。望遠に有利(1.5倍換算)Sony、Fujifilm、Canon
マイクロフォーサーズ(MFT)17.3×13mmさらに小型軽量。望遠に有利(2倍換算)Olympus(OM System)、Panasonic
1インチ13.2×8.8mmコンパクトカメラに多いSony(RXシリーズ)
  • 35mmフルサイズの 約3,300万画素 Exmor RS CMOSセンサー搭載
  • 新世代エンジン BIONZ XR2 により、最大16段のダイナミックレンジを実現
  • 759点の位相差AFセンサーで 最高60回/秒 のAF/AE演算
  • AIを活用した被写体認識(人物・動物・乗り物など)
  • 5軸ボディ内手ぶれ補正で 最大7.5段 の補正効果
  • 4K動画は 最高120p 対応
  • イメージセンサー — カメラの「目」にあたる部品。レンズが集めた光を電気信号に変換して画像データとして記録する。フィルムカメラにおけるフィルムの役割をデジタルで担っており、大きいほど高画質・低ノイズ・豊かなボケが得られる
    • Exmor RS — ソニー独自の 積層型 CMOSセンサー。センサー層と処理回路層を別チップとして積み重ねた構造で、読み出し速度が速く高速連写や高フレームレート動画に強い
  • BIONZ XR2 — ソニー独自の画像処理エンジン(第二世代)。センサーから受け取った生データをリアルタイムでノイズ除去・色再現・シャープネス処理して最終的な画像に仕上げる。スマホで言えばAppleのAチップに相当するもの
  • ダイナミックレンジ — カメラが一度に表現できる明暗の幅。広いほど強い日差しの中でも白飛び・黒つぶれが起きにくい。「16段」の「段」はEV(露出値)単位で、1段増えるごとに表現できる幅が2倍になる
  • 位相差AF — ピント合わせの方式のひとつ。2つの視点からの光のズレ(位相差)を検出し、レンズをどちらにどれだけ動かせばピントが合うかを一発で計算できる。コントラストを探しながら行ったり来たりする従来方式より圧倒的に速い
    • 759点 — センサー上にある位相差検出素子の数。多いほど画面全体でピントを捉えやすい
  • AF/AE演算 — AFはピント合わせ、AEは適切な露出を決める自動計算処理。「60回/秒」とは1秒間に60回繰り返すということで、動く被写体を逃さず追い続けられる

ソニーGマスターの標準ズームレンズで、風景・ポートレート・スナップと幅広いシーンをF2.8通しでカバーできる一本。

  • 24-70mm → 焦点距離のズーム範囲
    • 数値が小さいほど広角(広く写る)、大きいほど望遠(遠くが写る)
    • 24mmは広角で風景や室内向き、70mmは少し望遠でポートレート向き
    • この1本で幅広いシーンをカバーできる万能レンズ
  • F2.8 → 開放F値(そのレンズが出せる最小のF値)
    • F2.8通しとは、24mmでも70mmでもF2.8が使えること
    • 安いズームレンズはズームすると開放F値が変わってしまう(例:F3.5-5.6)
  • ソニーのレンズラインナップの中で 最上位グレード
    • 解像力・ボケ・AF速度・耐候性すべてにおいてトップクラス
    • プロや本格的な趣味ユーザー向けの位置づけ
  • 今回購入したGM IIは第二世代で、初代より 軽量化と近接撮影性能 が向上
  • 同クラス 業界最軽量 の695g
  • XA非球面レンズを含む5枚の非球面レンズで高い描写性能を実現
  • 広角端の最短撮影距離が 0.21m と寄れる
  • ナノARコーティング IIによりゴーストやフレアを抑制
  • 焦点距離(mm) — レンズの光学的な中心からセンサーまでの距離。数値が小さいほど広く写り、大きいほど遠くを拡大して写せる。ズームレンズはこの値を連続的に変えられる
  • 開放F値 — そのレンズが出せる最小のF値(最も明るい状態)。値が小さいほど「明るいレンズ」と呼ばれ、暗い場所でも撮りやすく背景もよくぼける。F2.8通しとはズーム全域で開放F値が変わらないことを意味し、安価なズームレンズはズームすると暗くなる(例:F3.5-5.6)
  • 非球面レンズ — 表面が球面でなく複雑な曲面に設計されたレンズ。球面レンズでは光が均一に集まらず像の周辺がぼやける(収差)が、非球面設計で補正できる。XA(高度非球面)レンズはその中でも特に精度が高い
  • 最短撮影距離 — ピントが合う最も近い距離。0.21mとは被写体まで21cmまで近づいて撮れるということで、値が小さいほど小さなものを大きく写しやすい
  • ナノARコーティング — レンズ表面に施された反射防止コーティング。逆光や強い光源があるシーンで発生するゴースト(光の輪)やフレア(画面全体が白くかぶる現象)を抑える
  • 写真の明るさのこと。センサーに当たる光の量によって決まる
  • 露出が高い(明るい) → 白飛びしやすい
  • 露出が低い(暗い) → 黒つぶれしやすい
  • F値・ISO・シャッタースピードの3つを組み合わせて調整する
  • レンズの開口部の大きさを表す数値
  • F値が小さい → 開口が広い → 光をたくさん取り込める → 背景がぼける(ボケ味が出る)
  • F値が大きい → 開口が狭い → 光が少ない → 全体がシャープに写る(被写界深度が深い)
  • ポートレートはF1.8〜F2.8、風景はF8〜F11が定番
  • センサーの光に対する感度を表す数値
  • ISOが高い → 暗い場所でも明るく撮れる → ノイズが増える
  • ISOが低い → 画質がきれい → 暗い場所では光量が足りなくなる
  • 昼間の屋外はISO100〜400、暗い室内ではISO1600〜6400が目安
  • センサーが光を受ける時間の長さ
  • 速い(1/1000秒など) → 動きを止めて写せる(スポーツ・動物など)
  • 遅い(1/30秒など) → 光を多く取り込める → 手ぶれや被写体ぶれが起きやすい
  • 夜景の光跡など、意図的にぶれを活かした表現にも使われる

F値・ISO・シャッタースピードは 露出の三角形 と呼ばれ、互いにトレードオフの関係にある。

目的F値ISOシャッタースピード
明るく撮りたい小さく高く遅く
暗く撮りたい大きく低く速く
背景をぼかしたい小さく
ぶれを止めたい高く速く

ソニー公式サンプル画像の撮影データより。

シーン焦点距離F値ISOシャッタースピード出典
風景・屋外24mmF5.61001/125秒α7 V 製品ページ
人物70mmF2.81001/1600秒GM II 製品ページ
スローシャッター24mmF2.81001/20秒GM II 製品ページ